ナンバーブロックスって何?
ユーチューブ以外にどんなアプリやおもちゃがある?
ナンバーブロックス(Numberblocks)は、幼児から小学生向けの楽しく数字や計算を学べる知育コンテンツです。
「ネイチャー」や「アース」などのドキュメンタリー番組で有名なイギリスのテレビ局BBCが制作しているため、数・形・計算などが英語で学べるのが特徴です。
(※フランス語・スペイン語・韓国語版などはありますが、2023年現在、日本語版はリリースされていません。ですが、今後日本語版Youtube動画も制作予定とのウワサです。)
この記事では、ナンバーブロックス(Numberblocks)のレベルやYoutubeを見る順番、おもちゃ・アプリ・絵本の種類、そしてナンバーブロックスをおすすめするご家庭の特徴について紹介します。
ナンバーブロックスは英語と算数が一緒に身につくオススメ教材です!自分のお子さんに合うナンバーブロックスコンテンツをみつけてくださいね^^
ナンバーブロックス(Numberblocks)とは?
ナンバーブロックス(Numberblocks)は、イギリスのテレビ局BBCが2017年より制作した教育番組で、子どもが下記の内容を学ぶことを目的に作られています。
- 数の概念
- 数の数え方
- 足し算
- 引き算
- 掛け算
- 割り算
- 因数分解
- 不等号
- 図形
- 時計
ナンバーブロックスは日本では、主に下記の方法で視聴できます。
- YouTube
- アプリ
- 公式サイト
- DVD
YouTubeを用いて視聴するのが簡単で便利です。
▼ナンバーブロックスのYoutube動画
登場するキャラクターは「1」や「2」といった数字のブロックです。
これらの数字のキャラクターが英語で歌ったり結合や分裂を繰り返しながら、数の概念や四則計算を楽しく視覚的に学べます。
ナンバーブロックスは英語と算数を同時に学べるお得な知育コンテンツです^^
ナンバーブロックス(Numberblocks)の口コミ
つづいてTwitterでのナンバーブロックス(Numberblocks)の口コミを紹介します。
Twitterのおうち英語・知育界隈では、ナンバーブロックスはすでに定番の知育コンテンツになりつつありますね^^
▼スクロールすると多くの口コミを見られます。
ナンバーブロックスは素晴らしいチャンネルですね!
うちの子もあれのおかげで、OneからMillionまで英語で言えるようになってて、驚きました。
ナンバーブロックス英才教育のおかげで今の算数力があるのかもしれません。— やまだしょう (@ymdshoo) July 2, 2023
「ナンバーブロックスで算数の力が実際についた!」という好意的な意見が多数みつかりました。
ナンバーブロックス(Numberblocks) YouTubeのレベルと見る順番
ナンバーブロックス(Numberblocks)のYouTubeチャンネルは動画の数が多いため、最初はどの動画からみればいいのか、見る順番に悩む方も多いでしょう。
ナンバーブロックスのチャンネル内にはイベントや季節の動画などさまざまな動画がありますが、最初に見る動画は下記5つのレベルに分けられた基本動画がおすすめです。
- Level 1 (Red)
- Level 2 (Orange)
- Level 3 (Yellow)
- Level 4 (Green)
- Level 5 (Blue)
レベル1がもっとも簡単で数字が上がっていくにつれて難易度が上がります。
レベル1から順番に見るのがおすすめですが、子どものレベルに合わせるのが1番です。
ナンバーブロックスをYouTubeでレベル別に順番に見せたい場合は、ナンバーブロックスチャンネルの「再生リスト」から動画を見るといいですよ^^
▼「再生リスト」にはこんな感じでレベル別・カテゴリ別に動画がまとまっています。
「とりあえずナンバーブロックスにハマらせたい!」と思う場合は、レベルにとらわれず人気動画から見せるのも一つの手です。「動画」タブから人気動画が見れますよ^^
次にそれぞれのレベルの特徴について紹介します。
Level 1 (Red)
レベル1では5までの数字とその足し算の理解が目標です。
数字の勉強を始めたばかりの子どもにおすすめします。
キャラクター達の歌やダンスを通じて数字の量を認識したり、比較できたりするので、数字を学び始めたばかりの子どもでもスモールステップで無理なく数の概念について学べるでしょう。
Level 2 (Orange)
レベル2では下記の内容を学べます。
- 2から10までの数字の理解と数え方
- 2から10までの数字の足し算と引き算
- 奇数と偶数
- 図形
日本の小学校では図形は小学校高学年に学びますが、海外では幼少期から学ぶことが一般的です。
そのため、レベル2という早い段階から図形が登場します。
四角形や長方形といった基本的な図形を学べます。
Level 3 (Yellow)
レベル3は小学校2〜3年生レベルの内容で、下記のことを学べます。
- 3から20までの数字の理解と数え方
- 3から20までの数字の足し算・引き算・掛け算・割り算
「掛け算や割り算を英語で学ぶ」と聞くと難しいのではないかと構えてしまう方も多いかもしれません。
しかし、ナンバーブロックスでは「2倍」「半分」などの簡単な計算からスタートさせ、アニメーションを用いながら掛け算と割り算の概念をスモールステップで紹介しているため心配無用です。
Level 4 (Green)
レベル4は50までの数字とその足し算・引き算・掛け算・割り算の理解が目標です。
数が大きく幼児には難しそうと思わる方もいるかもしれませんが、動画を視聴しているうちに幼児でもすぐに覚えてしまいます。
動画の内容はストーリー性が出てますます面白くなってくるため、子どもが次のエピソードを待ちきれなくなるでしょう。
Level 5 (Blue)
レベル5は50から100までの数字、その足し算・引き算・掛け算・割り算、そして不等号の理解が目標です。
他のレベルと比較するとエピソードの数は少ないですが、これからどんどん増えることに期待!
レベル5の見どころは100の巨大ブロックで、子どもが気に入ることは間違いないでしょう。
無料のYouTubeは子供の英語教育にとても便利です!
ナンバーブロックス以外のおすすめチャンネルを下記記事で紹介しています。
▼興味がある方はチェックしてみてください^^
-
幼児の英語はユーチューブで十分?おうち英語おすすめYoutube動画19選!
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ナンバーブロックス(Numberblocks)の知育おもちゃの種類と遊び方
ナンバーブロックス関連のおもちゃは知育おもちゃで有名な「ラーニング・リソーシズ社」がオフィシャルで販売しているようです。
近年、日本でも下記のようなナンバーブロックス関連の知育おもちゃがAmazonなどのオンラインショップで簡単に購入できるようになりました。
- ブロックおもちゃ
- スタンプ
- パズル
- ぬいぐるみ
YouTubeを見るだけでなく、これらのおもちゃも上手に活用することでより楽しく学習でき、数字への理解を深められます。
ここではそれぞれの知育おもちゃについて紹介していきます。
※Amazon・楽天・Yahooの商品リンクを掲載していますが、楽天・Yahooでは一部取り扱いのない商品があります。ナンバーブロックス関連のおもちゃの取り扱いはAmazonが一番多いようです。
ナンバーブロックスはECサイトのSALEに連動して安くなることが多いので、セール開催時は要チェックです!
ブロック(MathLink Cubes)
こちらは、もともとラーニング・リソーシズ社が発売していたマスリンクキューブとナンバーブロックスのコラボ商品です。
ナンバーブロックス関連のおもちゃの中でも最も人気のおもちゃとなっており、
- 1-10のキャラクターセット(ブロック100個)
- 11-20のキャラクターセット(ブロック150個)
の2種類があります。
キャラクターカードやYouTubeと連動したワークシートが付いていて、YouTube番組を見ながら学習でき、学習効果がより高まります。
幼児期には大きさ比べやパターン作りなどの数字の基本的な学習に、小学生には四則計算はもちろん、面積や体積の計算の学習に使えます。
わが家は2種類とも持っていますが、ブロックがあるとYouTubeで学んだことを実際に手を動かして確認・定着させられるのでオススメです^^
▼効果に加えて、可愛くて癒される点も魅力です(笑)
ブロックはわが家も愛用中ですが、Youtubeの次に導入すべきNo.1おもちゃだと思います!
スタンプ
こちらは、ナンバーブロックスの1から10のキャラクターがスタンプになったおもちゃです。
スタンプを押してキャラクターを作ったり、数遊びをしてみたりといろいろな使い方ができます。
スタンプセットには下記のものが含まれています。
- キャラクターの顔のスタンプ
- 四角いブロックスタンプ
- 各ブロックのテーマカラーのインクパッド
下記のYoutube動画は、キャラクターがスタンプ遊びをする人気の動画で、こちらのスタンプはこのエピソードをもとに作られたおもちゃのようです。
こちらの動画が好きな子どもはこのスタンプのおもちゃも気に入るでしょう^^
ブロックの数は有限ですが、スタンプは上限なく自由にたくさん増やして遊べるのがいいですね!
▼スタンプを使って10の合成が学べるポスターを作ってみました^^
紙にスタンプして保存できるのもメリットです^^
パズル
こちらは、ナンバーブロックスのパズルおもちゃです。
- 1-10のたし算・ひき算
- 1-20の数字
- 1-20の順番
の3種類があります。
ブロックやスタンプと比べて自由度は低い気もしますが、パズル好きのお子さんは気に入ってくれるかもしれません^^
ぬいぐるみ
ナンバーブロックスのキャラクターがモフモフのぬいぐるみに!
現在日本で購入できる公式のぬいぐるみはOne・Two・Three・Fourの4種類だけのようです。
手にマジックテープがついているため、それぞれのキャラクターぬいぐるみの手を繋げられますよ^^
サイズも子どもが抱っこするのに丁度良いサイズで、(少し高いですが…) ナンバーブロックス好き・ぬいぐるみ好きのお子さんにぜひ。
ナンバーブロックス(Numberblocks)のアプリ
ナンバーブロックス(Numberblocks)にはアプリもあります。
ここではダウンロード数の多い3つの人気アプリを紹介します。
- Meet the Numberblocks
- Numberblocks Hide and Seek
- Numberblocks World
それぞれのアプリについて紹介していきます。
Meet the Numberblocks
Meet the Numberblocks!
Blue-Zoo無料posted withアプリーチ
Meet the Numberblocksは、iPhone・Android向けの無料アプリです。
1〜20までの数字を覚える簡単な内容なので、数に興味を持ち始めたくらいの幼児のお子さんへの導入にオススメです。
簡単で取り組みやすいですが、無料アプリであるためボリュームは少なくすぐに終わってしまうのが難点です。
Numberblocks Hide and Seek
Numberblocks: Hide and Seek
Blue-Zoo¥400posted withアプリーチ
Numberblocks Hide and Seekは、iPhone(400円)・Android(500円)の買い切り有料アプリです。
Hide and Seekは「かくれんぼ」という意味で、隠れたキャラクターを見つけて足し算をしていく内容です。
ワンコインの有料アプリですが、YouTubeや無料アプリとは異なり広告が入らずストレスフリーで使える点が魅力です。
Numberblocks World
Numberblocks: World
Blue-Zoo無料posted withアプリーチ
Numberblocks Worldは、100以上の動画とゲーム・クイズが楽しめるアプリで、月額450円、年額3,300円で利用可能です。
定期購読アプリであるため、3つのアプリの中で最も内容が充実しています。
動画は5つのレベルに分かれているため、Youtubeでは子供のレベルに合った動画を上手く見せられないという方も、こちらのアプリを経由することで子供のレベルに合った動画を選べます。
登録後の7日間またはレベル1は無料で遊べるため、これらを活用した上でサブスクリプションを検討するとよいでしょう。
幼児や小学校低学年向けの「算数」アプリを探している方へ
算数の基礎を学ぶアプリなら「トドさんすう」もオススメです。
トドさんすうなら、日本語⇔英語の切り替えも可能。
無料期間もあるので、ぜひNumberblocks Worldと比べてみてください^^
▼「トドさんすう」の紹介記事はこちら
-
4歳がハマった「トドさんすう」アプリを口コミ!レベル・料金・複数端末での兄弟利用まで徹底解説!
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ナンバーブロックス(Numberblocks)の絵本
ナンバーブロックス(Numberblocks)の絵本は大きく分けて3つのシリーズがあります。
- Numbers Annual シリーズ
- Numberblocks A lift-the-flap book シリーズ
- Numberblocks Activity Book シリーズ
それぞれのシリーズについて説明していきます。
※Amazon・楽天・Yahooの商品リンクを掲載していますが、楽天・Yahooでは一部取り扱いのない商品があります。Numberblocks関連のおもちゃの取り扱いはAmazonが一番多いようです。
1. Numbers Annualシリーズ
Numbers Annual シリーズは、年1回定期発行されているシリーズです。
毎年内容が異なり、2020年版は1〜10までの数字が、2021年版は1〜20までの数字が、そして2022年版は1〜100までの数字が登場します。
オールカラーの絵本で、内容はそれぞれの数字キャラクターの紹介や数字を使ったクイズなどです。
英語の絵本ですが、それぞれの英文は短く簡単な英語で書かれているため難易度はそれほど高くありません。
ハードカバーで外見はしっかりしているように見えますが、中の紙は破れやすいので取り扱いに気をつけてください。
2. Numberblocks A lift-the-flap book シリーズ
Numberblocks A lift-the-flap book シリーズは、Annualシリーズよりもサイズが少し小さい仕掛け絵本のシリーズです。
この本では書かれているイラストの数を答えたり、足し算をしたり、どの数字が隠れているかを探したりします。
Annualシリーズと比較すると幼児から低年齢の子ども向きです。
3. Numberblocks Activity Book シリーズ
Numberblocks Activity Book シリーズは、シール・ぬりえ・算数ワークなどが楽しめるシリーズです。
年齢別・アクティビティ別・問題別(足し算・掛け算など)にいろいろな種類があります。
お子さんに合ったレベルのワークを探してみてください^^
ナンバーブロックス(Numberblocks)の無料プリント
下記の2つのWebサイトでナンバーブロックス(Numberblocks)のプリントやワークシート・ポスターなどを無料ダウンロードできます。
- Numberblocks公式サイト
- Twinkl
それぞれのWebサイトについて紹介します。
Numberblocks公式サイト
Numberblocks(ナンバーブロックス)の公式サイトでは無料プリントを1-5のレベル別にダウンロードできます。
ワークシートやぬりえ・工作用の素材が用意されており、動画もレベル別に視聴も可能です。
Twinkl
Twinkl(トゥインクル)はイギリスの知育・英語教材サイトです。
ナンバーブロックスとコラボ教材があり、無料会員登録をするとナンバーブロックスのカードゲームやぬりえ・ポスターなどがダウンロードできます。
会員登録は無料会員と有料会員の2種類があり、無料会員は10万点の教材を、プレミアム会員は100万点以上もの教材をダウンロードできます。
▼Twinklの効果的な使い方やおすすめ教材は下記記事で紹介しています^^
-
教材サイト「Twinkl(トゥインクル)」の使い方&おすすめ学習プリント10選!
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Numberblocks(ナンバーブロックス)がオススメな人の特徴
ナンバーブロックスは全ての子どもにおすすめの学習教材ですが、特に下記のようなご家庭におすすめします。
- 英語の歌やダンスが好きな子がいる
- 数字の勉強を始めたばかりの子がいる
- 子供に算数や数字に興味を持ってもらいたい
- 子供に算数や数字を無料で楽しく学ばせたい
- 子供には四則計算を暗記するのではなく、イメージで理解してもらいたい
- 英語「で」算数や数字を学んでもらいたい
これらの当てはまるご家庭はさっそくYouTubeでナンバーブロックスを見てみましょう!
ナンバーブロックス(Numberblocks)に関するよくある質問【FAQ]
最後にナンバーブロックスに関するよくある質問とその回答を紹介します。
Q. 英語のレベルはどれくらい?
ナンバーブロックスは、One・Twoなど英語の数字が分かる程度の英語力があれば十分に楽しめます。
イギリスの教育番組であるためキャラクターたちは全てナチュラルスピードの英語で会話しますが、重要な部分はゆっくりとハキハキと話してくれるので分かりやすいです。
ストーリーもシンプルで、キャラクターの動きを見れば内容を理解できるため安心してください。
Q. 日本語版はあるの?
2023年現在、ナンバーブロックス日本語版はありません。
YouTube番組の字幕でも日本語の設定はできないようです。
英語版でしか視聴できませんが、動画を見ればストーリーが掴めるため、「英語が理解できないのでは…?」と心配する必要はありません。
わが家の次男も内容を100%理解できなくても、毎回楽しそうに視聴しています。
※今後、日本語版Youtubeの制作も予定されているようです。
Q. ナンバーブロックスの対象年齢は?
ナンバーブロックスの対象年齢は3歳以上です。
学習内容も50以上の数字や四則計算まで扱っており、小学校3年生くらいまでのレベルになっています。
Q. ナンバーブロックスのDVDはAmazonやメルカリで買える?
ナンバーブロックスのDVDをAmazonやメルカリで購入できますが、「規格」に注意してください。
日本の規格とは異なるため、一般的な国内製のDVDプレーヤーでは再生できません。
日本のDVDはNTSC方式、ヨーロッパではPAL方式が採用されており、それぞれ互換性がないからです。
Q. ナンバーブロックスはNetflixでも観られるの?
ナンバーブロックスは以前はNetflixで視聴できました。
ですが、現在日本のNetflixでは見ることができません。
Q. ナンバーブロックスをマスターしたらどうすればいい?
ナンバーブロックスのレベル5までマスターしたら、同じくBBCが制作したNumberjacks(ナンバージャックス)に移行しましょう。
ナンバージャックスはナンバーブロックよりも前に制作された子供向け算数番組で、内容も英語のレベルもナンバーブロックスよりも難易度が高いです。
まとめ:ナンバーブロックス(Numberblocks)は英語で算数が学べるおすすめ教材!
ナンバーブロックス(Numberblocks)は基礎的な計算や数学的概念を身につけるのに最適な学習教材です。
英語も同時に学べるため非常にお得ですよ!
また、ナンバーブロックスのYouTube番組だけでなく、オンライン上の無料教材やおもちゃなどと並行して活用することで、算数や計算に対する理解度も深められます。